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2024/11/12 22:29 まで販売
2024年11月12日(火)21時〜:焚き火のあるところ 〜言の葉〜 (坪井 伸吾)
880円
※こちらはダウンロード商品です
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販売終了しました
Zoomオンラインイベント「焚き火のあるところ 〜言の葉〜」は、坪井 伸吾さんをお招きして2024年10月8日(火)21:00から開催します。
イベントでは自著である『ロスからニューヨーク走り旅 〜北米大陸横断単独マラソン5393KM〜』の一部を朗読してもらいながら、坪井さんとの対話を重ねていく予定です。
以下は坪井さんからのメッセージです。
旅の最終段階。夏に気温に負けて越えれなかった砂漠区間400キロが残った。
その砂漠も残り100キロほど。
砂漠のカジノのホテルに泊まった。
カジノはカジノでお金を使ってもらうために、他のサービスは安い、宿も普通のモーテルよりも遥かに安い。
砂漠を見下ろす17階の部屋。
こんな風に景色を見下ろすのは初めてだった。
紫色に染まる空。
先ほど通過してきた岩山に向け、車の光の列が伸びている。
数日前から、もう道を走るのがイヤになり、砂漠に降りた。
そして岩山も塩湖も越えてきた。その塩湖が見えている。
凄いな。
あんな所を通ってきたのか、と、思う。
あの岩山。
いや、今日はその脇に見えている岩山のその向こうから。
そんなことができるのか、と、他人事のように思う。
いや、違う。
岩山なんかじゃない。
僕は太平洋からここまで600キロ走って来てる。
いやいや違うぞ。
大陸横断は後100キロほどを残すだけだ。
僕はすでに5300キロ走ってる。
・・・・・・・。
事実に自分で絶句する。
2年前、部屋にこもって原稿ばかり書いてたら、マンションの階段の上り下りで膝が痛くなった。
万歩計を買ってきてつけてみたら一日500歩しか歩いてなかった。
そこでシューズを買ってきて、近所を走り出し
半年後100キロマラソンに出て、
それから1年でここにいる。
42歳が、思いつきで、ここまで到達してる。
人の可能性って、いったいどこまであるんだろう。
ランニングというより、こっちの話がしたい。
11月12日(火)、夜21時より北米ランの話します。
以下は坪井さんのプロフィールです。
1963年和歌山県生まれ。21歳で北米をバイクで横断。これを皮切りに、オーストラリア、ヨーロッパを一周、南北アメリカ大陸縦断。アフリカ・中東を走り、世界一周15万キロ。92年にはアマゾン川5000キロをイカダで下る。2005年北米大陸を単独ランニング横断5400キロ。旅の最中に世界の大物釣りにも挑戦。最近は走り残したアジアの国々をバイクで走っている。
著書に「アマゾン漂流日記」「僕流その日暮らし」窓社。「子ども達よ冒険しよう」「世界一周バイクの旅15万キロ・アフリカ・中東編」「ロスからニューヨーク走り旅」ラピュータ出版がある。
【イベント詳細】
参加費:880円(参加費の一部はインドの孤児院に寄付させていただきます)
時間:88分(延長の場合もあります)
定員:88名
ネットショップにて代金をお支払い後、最終案内をダウンロードし、記載されたZoomミィーティングIDとパスコードを使用して入室ください。15分前から入室可能です。
以下は参加にあたっての注意事項です。
・本イベントではゲストも主催者も顔出しすることはありません。
・イベント中はチャット機能を使用してコメントが可能です。
・途中入室や退出はいつでも可能です。
イベント開催に当たり、イメージしたのはカナダを流れるユーコン川の夜です。焚き火を眺めながら、まぶたが重くなるまでウィスキーを片手に旅や人生について友人達と語り合ったような時間をみなさんと持てればと思っています。
お時間のある方は飲み物を片手に是非参加してみてください。